こんにちは!Hossyです!
カメラメーカー紹介シリーズ今回は『DJI(ディージェーアイ)』です。
ドローンのイメージが強いDJIですが、ジンバルカメラ・アクションカメラ・スタビライザーなど、映像制作ツールのメーカーとして急速に存在感を高めています。
明日何撮ろうでも以前からDJI製品を取り上げてきましたので、今回はブランドとしての歩みと特徴を改めてご紹介します。
▼DJI Osmo Pocket 4のレビュー記事はこちら
https://www.ashita-nanitoro.com/20260416-dji-osmo-pocket-4/
▼DJI Osmo Pocket 4Pの発売情報はこちら
https://www.ashita-nanitoro.com/20260815-dji-osmo-pocket-4p/
▼第1弾Canon(キヤノン)編はこちら

▼第2弾Nikon(ニコン)編はこちら

▼第3弾SONY(ソニー)編はこちら

▼第4弾FUJIFILM(富士フイルム)編はこちら

DJIの歴史
創業とドローン技術の確立

2006年、汪滔(Frank Wang)が中国・深圳にてDJI(Da-Jiang Innovations)を設立しました。大学在学中にヘリコプター型ドローンのフライトコントロールシステムを開発したことが創業のきっかけとなります。
2013年、カメラを搭載した民生用クアッドコプター「Phantom 1」を発売。GoProカメラを搭載して空撮ができるこのドローンは世界的な大ヒットとなり、DJIを民生ドローン市場のリーダーへと押し上げました。その後も「Phantom」「Mavic」「Mini」と次々と革新的なドローンを投入し、現在も民生ドローン市場でシェアの大半を占めています。
Osmoシリーズの誕生と地上カメラ市場への参入
2015年、DJIはドローンで培った3軸ジンバル技術を地上カメラに応用した「Osmo」を発売。手持ちで手ブレのない滑らかな映像が撮れるハンドヘルドジンバルカメラとして、映像クリエイターやYouTuberの間で話題となりました。

2018年12月には超小型ジンバルカメラ「Osmo Pocket」が登場。ポケットサイズのボディに3軸メカニカルジンバルを搭載し、「誰でも映画のような映像が撮れる」という世界観を示したこの製品は、ジンバルカメラというカテゴリを確立する画期的な製品となりました。
アクションカメラ市場への参入

2019年、DJIは「Osmo Action」で初のアクションカメラを発売。前面・背面のデュアルディスプレイというユニークな設計でGoPro一強の市場に参入し、以降「Action 2」「Action 3」「Action 4」「Action 5 Pro」と着実に性能を向上させてきました。
プロ映像機材のRONINシリーズ

ドローンやコンシューマー機にとどまらず、DJIは業務用スタビライザー「Ronin」シリーズも展開。「Ronin 4D Flex」はジンバルと4Kカメラが一体化したプロ向けシネマカメラとして、映画・CM制作の現場でも使用されています。アカデミー賞・エミー賞においてもRoninシリーズの技術が評価されており、DJIが映像業界全体に与えた影響の大きさを示しています。
(公式サイトより拝借)
DJIブランドの特徴
ブランドコンセプト

DJIのブランドコンセプトは「The Future of Possible(可能性の未来へ)」。技術の力で「これまで撮れなかった映像」を誰もが手にできる世界を目指し続けています。
民生用ドローン市場での圧倒的なシェアを背景に、2026年上半期のデジタルビデオカメラ市場でもDJIは販売数量シェア64%以上を獲得。Osmo Pocketシリーズだけで市場全体の約34%を占めるなど、「誰でも使える高画質カメラ」として強い支持を集めています。
カメラの特徴

DJIカメラ最大の特徴は「ジンバルによる圧倒的な手ブレ補正性能」です。3軸メカニカルジンバルにより、歩き撮り・走り撮り・自転車・ボートなど、あらゆる動きの中でも滑らかで安定した映像を実現します。これはソフトウェアによる電子補正とは異なる本物の安定化であり、DJIの強みの根幹となっています。
また、ActiveTrackシリーズの被写体追尾機能も大きな特徴です。人物・動物・乗り物などをリアルタイムで追尾しながらフレームの中央に捉え続ける技術は、ワンオペ撮影・Vlog・スポーツ映像などで絶大な効果を発揮します。
(公式サイトより拝借)
3軸メカニカルジンバルの仕組みと強み
DJIカメラに内蔵された3軸メカニカルジンバルは、チルト(上下)・ロール(回転)・パン(左右)の3方向をモーターで制御し、カメラの揺れをリアルタイムに打ち消します。これはソフトウェアによる電子補正(EIS)とは根本的に異なるアプローチで、画角を犠牲にせず物理的に手ブレをなくす仕組みです。

ドローンで培ったジンバル制御技術をそのまま地上カメラに応用しているため、歩き・走り・自転車・ボートなど、あらゆる動きの中でも映画的に滑らかな映像を実現できます。一般的なミラーレスカメラにジンバルを別途取り付けた場合と比べ、システム全体の小型化と操作の手軽さにおいて圧倒的な優位があります。
ActiveTrackの進化と被写体追尾の精度

DJIの被写体追尾技術「ActiveTrack」は世代を重ねるごとに大きく進化しています。
- ActiveTrack 6.0(Osmo Pocket 3搭載):人物・動物の基本的な追尾に対応。動きの速い被写体でもフレームに捉え続ける基礎性能を確立。
- ActiveTrack 7.0(Osmo Pocket 4搭載):複数人のいるシーンでの特定人物追尾・部分遮蔽時の追尾精度が向上。乗り物・ペットへの対応も強化。
- ActiveTrack 8.0(Osmo Pocket 4P搭載):DJI AIプロセッサーとの連携により、12倍ズーム時でも安定した追尾を実現。形状が変化する被写体や急な方向転換にも対応し、ワンオペ撮影での実用性がさらに向上。
この技術により、カメラを固定してその場を離れてもフレームが自動追従するため、一人での撮影・Vlog・スポーツ記録など、従来は複数人が必要だった撮影スタイルを一人で完結できるようになっています。
代表的なシリーズ
Osmo Pocketシリーズ:ポケットジンバルカメラ
DJI Osmo Pocket 4:2026年4月発売の第4世代。1インチCMOSセンサー・4K/240fps・107GB内蔵ストレージ・Wi-Fi 6を搭載し、シネマVLOGを手軽に楽しめるポケットジンバルカメラです。
DJI Osmo Pocket 4P:2026年6月発売のプレミアムモデル。デュアルカメラ(広角1インチ+望遠)・17ストップダイナミックレンジ・10-bit D-Log2・光学3倍ズームを搭載し、ポケットジンバルカメラの性能限界を更新した最上位機です。
Osmo Actionシリーズ:アクションカメラ
DJI Osmo Action 5 Pro:アウトドア・スポーツ・旅行に向けたアクションカメラの最新モデル。1/1.3インチセンサー・4K120p・10bit D-Log M・最大10mの防水性能を搭載し、過酷な環境での撮影にも対応します。
Roninシリーズ:プロ映像のスタビライザー
DJI Ronin 4D Flex:4Kシネマカメラとジンバルが一体化したプロ向けシステム。映画・CM・ドラマ制作の現場でも採用されており、DJIが民生機だけでなくプロ映像機材メーカーとしての実力を示す旗艦製品です。
こんな人におすすめ

シネマVLOG・旅行動画を一人で撮りたい人
ジンバル内蔵のOsmo Pocketシリーズは、三脚・外付けジンバル・撮影アシスタントなしでも映画的に滑らかな映像が撮れます。旅先やVlog撮影で「一人でも本格的な動画を作りたい」という方に最適なシステムです。
スマートフォンの映像品質に物足りなさを感じている人
Osmo Pocketシリーズは1インチセンサーとメカニカルジンバルにより、スマートフォンとは一線を画すボケ・階調・手ブレ補正を実現します。「もう一歩本格的な映像を撮りたい」という方へのステップアップとして最もわかりやすい選択肢です。
アウトドア・スポーツの映像を残したい人
Osmo Action 5 Proは防水・耐衝撃設計とアクティブな手ブレ補正を備え、サーフィン・スキー・登山・サイクリングなどアクティビティの映像記録に特化した設計です。GoPro一強だったアクションカメラ市場での有力な対抗馬として支持を集めています。
ドローンとカメラを同一ブランドで揃えたい人
DJIはドローン(Mini・Mavicシリーズ)・ジンバルカメラ(Osmo Pocket)・アクションカメラ(Osmo Action)・スタビライザー(Ronin)を一社で揃えられる唯一のブランドです。アプリ・アクセサリーの互換性も高く、DJIで映像制作環境を統一することでシームレスなワークフローが実現します。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はDJIのブランドの歴史と特徴をまとめました。ドローンで培ったジンバル技術を地上カメラに応用し、「誰でも本格映像が撮れる」世界を切り拓いてきたDJIは、現代の映像制作シーンに欠かせない存在となっています。シネマVLOGや旅行動画に興味がある方には、ぜひ一度手に取ってみてほしいブランドです。
ぜひ公式ページも覗いてみてください!
▼公式ページはこちら
https://www.dji.com/jp
カメラメーカー紹介シリーズはこれにて一段落です。引き続き様々な機材情報をお届けしていきますので、今後の更新もお楽しみに!
Hossy





